2012年1月10日火曜日

NEWSポストセブン|辛い禁断症状を軽減する処方箋 「約8割が卒煙する」と専門医

 タバコが大幅に値上げされた2010年秋に、喫煙者の半数以上が禁煙に挑戦。成功した人は4割以下。失敗した人の6割が「自分の意志のみ」で禁煙しようとしていた(ファイザー調べ)――。自力禁煙の難しさを物語る数字である。

「ニコチン依存症はれっきとした薬物中毒。自力で治すのは非常に難しいのです」と話すのは、禁煙外来を始めて8年の『グッドスリープ・クリニック』(東京港区)院長の白濱龍太郎氏だ。
 
 禁煙外来とは禁煙したい人のための病院。2006年より「ニコチン依存症」という病名で、それまで全額自己負担だった禁煙補助薬に保険が適用されている。タバコ増税を機に受診者は増加中だ。

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