スポーツと比べてなぜトレーニングする意識が少ないのか? | 南原繁 | (株)船井総合研究所 上席コンサルタント 南原繁
スポーツと比べてなぜトレーニングする意識が少ないのか? | 南原繁 | (株)船井総合研究所 上席コンサルタント 南原繁
今日はある建材卸企業様への現場コンサルティングでした。
伸びている会社と伸びていない会社の差の1つにトレーニング量と質の差があると
思っています。
そのことを今日の現場で改めて感じましたので、
その場ではあるトレーニングメニュー的なご提案をさせていただきました。
私がお世話になっているスポーツドクターの先生がいらっしゃいます。
最近、スポーツ応用心理学がビジネスの世界でも注目を集めています。
スポーツ選手がプレーをする時の「心の状態」がプレーの質に大きく左右するように、
ビジネスの世界でも(営業などの)業務の1つ1つに「心の状態」が
私の子供私の家を残す方法パフォーマンスの出来栄えに大きく左右されるのは間違いありません。
その先生は最近はスポーツだけでなくて、ビジネスの世界でも引っ張りだこで
誰もが知っている大企業に何社も定期的にサポートで訪問されています。
その先生とお会いした時のある言葉が非常に印象的でした。
「スポーツチームからの依頼は(メンタル)トレーニングの"コーチ"依頼なんだけど、
企業からの依頼は"講演"なんだよねぇ。
僕は講演よりもトレーニング方法を教えることの方が意味があると思うし、
そちらの方がよっぼど効果が高いと思うんだ。講演というのはそもそも知識を伝えるだけ
だからねぇ。なぜ、企業からは講演依頼が多いのかぁ」
なぜアルジャーノンに花束をは挑戦されますか?
私は「なるほどなぁ」と思いました。
「知識」を伝えるだけではなくて、「実践(トレーニング)」をする場、
それによって起こる体感を伝えて、また改善につなげていく場の方がよっぽど効果的です。
そういうお話も踏まえて、私の現場のコンサルティングを通じて感じている
「伸びている会社」と「伸びていない会社」の差の1つが
「トレーニング量(×質)」の差だと改めて感じています。
ややもすると社員1人1人の我流のトレーニングメニューで、
しかもトレーニング量が少なければ、それは成長しないのも当然と言えば当然です。
正しいトレーニングメニューで一定以上の量をこなす、そんな組織風土になっているかどうか?
私も最近、現場コンサルティングの場では一方通行的な知識伝達式のご支援は
やならないように心がけています。
皆様の会社でもトレーニングの量と質を是非とも再点検してみてください。
日々、気付きの連続です。
ご縁をいただく皆様に心から感謝申し上げます。誠にありがとうございます。
0 コメント:
コメントを投稿