英語でゴハン♪:この先どうなるの?
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シドニー郊外の羊毛業者は壊滅的な打撃を受けています。
オーストラリアン・ウール・イノベーション(AWI)はオーストラリアの主要な羊毛生産団体ですが、2006〜2007年の生産量の見通しは、前年比9パーセント減少の461,000トンになると発表しました。
13日付けのデイリー・ヨミウリでは、AWI の David James 氏は、2007年6月までの生産量は "positive" なものを見込んでいるそうですが、その後さらに干ばつが続けば、 "diminish significantly" (著しく減少する)と予測しています。
水は万物の根源と言われていますが、資源の豊富なオーストラリアで誰が水不足を予測できたでしょう。
羊毛産業だけでなく、家畜に水を与えることができない農家や牧畜業者は、廃業を余儀なくされています。
ペットボトルの水の値段は急上昇し、反対に大豊作のブドウが余っているために高級ワインが水以下の値段で販売されています。。
ハワード政権は農業従事者などに対する援助金の緊急支出案を成立させましたが、まとまった雨が降らないことにはどうしようもなく、、干ばつが好調なオーストラリア経済の足を引っ張っています。
その厳しい状況の中、安倍・ハワード両首相は来年から二国間交渉を始めることに合意。
農産物に関する自由貿易協定について話し合うそうです。
農産物をはじめ国内自給率がとてつもなく低い日本にとってはまたとない話ですけれど、輸出をしてくれるオーストラリアの農業が甚大な被害を被っている� �だから笑えません。。
21世紀になっても天災には勝てません。
自動的に雨を降らせることもできないし・・・。
あとはもう祈るだけです。
と神頼みになっていた折に大規模な山火事が発生。。
オーストラリア政府にとってはまさに「泣きっ面にハチ」 (Misfortunes never come alone.) といった感じです。
夏のオーストラリアでは、空気が極端に乾燥するため山火事が発生しやすくなりますが、現在までになんと4都市で発生(!)。
タスマニア島の山火事は、住宅18棟を全焼させさらに広がっているそうです。
山火事から3kmほど離れた場所にある St. Marys という町では、600名の住民が安全な場所へと避難していますが、炎は少しずつ町へと近づいていて危険な状態だそうです。
都市の近くの住民は、
"You could hear houses exploding and trees going down. You could see the flames roaring up over the hill."
(家が爆発する音が聞こえ、木々が崩れ落ちているんだ。丘越しに炎がすごい勢いで上がっているのが見えるんだ)
と言います。
4都市を合わせた山火事の面積は、なんとヨーロッパのルクセンブルクよりも大きいそうです!
ルクセンブルクの面積は、2,586平方キロ です(!)
これを凌ぐ広さの山火事なんて・・・大きすぎてちょっと想像がつきません。
消防士たちがどれだけ必死の消火活動を行ってみても、まさに「焼け石に水」 (A drop in the ocean.) です。
このまま燃え続けると、自然環境にも人間にもとんでもない被害が出ることになります。
インドネシアの大津波、日本やトルコの大地震、アメリカの巨大ハリケーン、地球温暖化、さらにオーストラリアの大干ばつに端を発する大山火事。。
天災だけでも持て余しているというのに、世界各地で頻発している人間による地域紛争、テロ、戦争・・・・挙げだせばキリがありません。
この先、地球はどうなるんでしょう??
人類って・・・・恐竜のように滅んでしまうんでしょうか??
僕らって、、ホントにすごい世界に住んでいますねぇ。
と、下を向いても仕様がないので、この際、ラッキーなんだと自分自身に言い聞かせることにしようっと(笑)。
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