2012年2月19日日曜日

飛行機には何をもたらすことができます

ねずきちの ひとりごと 都市鉱山の回収は日本に巨富をもたらす

昨今、ニュース等で耳にする言葉ですが、金や銀、プラチナ、アンチモン、タンタル、インジウム等々、世界的な埋蔵量が少ない希少金属の事です。

パソコンや携帯電話、最近ではハイブリッド自動車のバッテリーにも使われ、ハイテク工業生産を得意とする日本には無くてはならない貴重な資源です。

ところが、これらのレアメタルは海外から輸入される場合が多く、日本国内では産出されません。
と言うことは、日本のハイテク産業は、いくら優秀だとしても肝心のレアメタルの輸入がストップしてしまうと、脆くも崩れ去ってしまうのでしょうか?

現に支那(いわゆる中国)は、レアメタル供給を外交交渉のカードとして使い始めています。
「レアメタルを安定供給して欲しければ、我々の言うことを聞け!」と。

日本嫌いなマスコミなら、
「あぁ、やはりレアメタルを手に入れるためには、産出国の機嫌を損ねないようにしないとね。」で終わってしまうかもしれません。

本当にそうするしかないのでしょうか?

実は、そんな必要は一切ないのです!
本当は日本という国は、たいへん有望なレアメタル鉱山を持っています。
それは、「都市鉱山」と呼ばれるものです。

「都市鉱山」とは?
1980年代に東北大学の南條道夫教授らが提唱したもので、大量に廃棄される使用済み家電製品等から貴重な資源を回収し、再利用しようとする発想です。
英訳では、「urban mine(アーバンマイン)」と言います。

では、日本の都市鉱山にはどれだけの埋蔵量があるのか?
それを表す数値があります。

日本の都市鉱山の資源埋蔵量が世界の埋蔵量に占める割合の数値なのですが、
一部を紹介しますと、


イ)銀     22.42%  世界第1位
ロ)アンチモン 19.13%  世界第3位
ハ)金     16.36%  世界第1位
ニ)インジウム 15.50%  世界第2位
ホ)スズ    10.85%  世界第5位
ヘ)タンタル  10.41%  世界第3位
ト)銅      8.06%  世界第2位
チ)プラチナ   3.59%  世界第3位

ここまで紹介した資源のうち、(イ)〜(ヘ)までがなんと、世界の埋蔵量のうち一割以上が日本の都市鉱山に存在しています。
つまり、実は日本は世界トップクラスのレアメタル大国なのです。

また、都市鉱山は天然鉱山よりも資源含有量が高いというメリットがあります。
金を例に挙げると、金鉱石1トンから抽出される金は約5グラム程度です。
しかし携帯電話1トンからは、約300グラムは抽出出来ると言われています。

日本の都市鉱山は資源の種類の豊富さや、その埋蔵量からも大変有望な鉱山なのです。

もちろん課題もあります。
まずは、使用済み機器の回収です。

ユーザーが使った後、きちんとリサイクルされずに野山に不法投棄されたり、回収されないまま家庭の中にうずもれてしまったりするケースがあります。
正しくリサイクルすれば貴重な資源なのに、たいへんもったいない話です。

さらに、都市鉱山の将来性には諸外国も無視していません。
近年、海外は輸出される使用済みパソコンの量が増加しています。

つまり、日本国内にある貴重な資源が海外へ流出している事例があるのです。
これらを防ぐためには、日本の国益を守る事を目的とした輸出規制などが望まれます。


「日本は資源のない国なんだ。だから世界中の国々と仲良くしないと生きていけないんだ。」
今の日本では学校でも、マスコミでも、そのような風潮ですね。

世界の国々と仲良くするのは、もちろん結構です。
しかしそれは、頭を低くしてペコペコすることとはまるで異なる。

レアメタルに関して言えば、「日本は資源の無い国」では決してない。
日本は豊富なレアメタル資源を持ち、それらを使って世界中の誰もが舌を巻く優れたものづくりで今後も世界をリード出来る国なのです。

日本人が胸を張って、「日本は資源が豊富な国である」と言えるようにしたいものですね。
~~~~~~~~~

たいへん素晴らしいお話なので、転載させていただきました。

レアメタルとは、プラチナやインジウムなど、地球にあまり多く存在しない31種類の金属をいいます。
そのレアメタルを含んだまま廃棄された電気製品等が、今回の「都市鉱山」です。

けれどその都市鉱山となる廃棄家電の山は、ほとんど全てが支那に輸出されています。
理由は、日本国内でレアメタルの抽出をするのは「費用が非常に高くつく」からだ、と多くの日本人が思い込まされています。

けれど、ちょっと考えると、これはおかしなことです。
むしろ、そう思い込まされている、そのように刷り込まれている、と言った方がいい。

どういうことかというと、たとえば金(Gold)です。

金(Gold)の日本国内の都市鉱山埋蔵量は、6,800トンです。
これは世界全体の金の埋蔵量の、およそ16%にあたります。

言い換えれば、世界の富の16%が、日本国内にある。
ちなみに金相場を1gあたり4,500円で換算すると、6,800トンというのは、約31兆円にあたります。


31兆円というとほうもない金額です。
東日本大震災で破壊された町を、すっかり元通りに復旧する費用の倍以上の金額が、都市鉱山として国内に眠り、それが廃棄家電として、まるごと支那に流出しているのです。

にも関わらず、「回収費用が高くつく」。これでは理由にすらなりません。
つまり、「日本国民は政治やメディアに頭から騙されている」ということになります。

それだけではありません。
レアメタルのうちインジウムは、世界の推定埋蔵量2,800トンに対し、日本国内の埋蔵分が1,700トンです。
これは、国別の埋蔵量で世界第1位です。

白金は2,500トンです。
これは世界の年間消費量のおよそ6倍です。

なんとレアメタル20種類のうち、アルミニウム やクロム、タングステン を除く17種類が、世界の年間消費量を上回っている。
ほとんどの希少金属の蓄積量が、世界の年間消費量の2〜3年分日本国内に備蓄されているのです。

レアメタルの回収とリサイクルを、日本国の政府事業として実現するだけで、その経済効果はどれほど大きなものとなるか。国富がどれだけ大きなものとなるか。

技術がないなどとは、とんでもない。
日本こそ、世界一の回収技術を持っている。

もっといえば、そのレアメタルの回収リサイクルによって生まれる富を国防費に回せば、さらにその経済効果は約100倍に増加するとさえ言われています。
日本国政府の国債償還が政府予算を圧迫しているというけれど、レアメタルを国防に活かすだけで、政府の負債など、数年で全部消えてなくなるほどの富が、そこにある。

それが、まるごとタダ同然で、「廃棄物」として支那に流出しているのです。


自国への誇りと愛国護国の心を失った政治は、最早、日本人の日本人による日本人のための政治ではない。

みなさん、そう思われませんか?

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